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Oh!庭ya!松山店が、石積み擁壁の補修サービスを始めました ― モルダム工法で「趣を残したまま」補強します

2026-08-29
モルダム工法で補修を終えた石積み擁壁。目地が充填され、石積みの表情はそのまま残っている

造園・エクステリアの Oh!庭ya!松山店(株式会社縁ガーデン) は、このたび 石積み擁壁の補修・補強サービス を新たに開始しました。

お庭のご相談で、実は多い「擁壁の不安」

お庭や外構のご相談をいただく中で、意外と多いのが 「石積みがふくらんできた気がする」「目地が割れて草が生えてきた」「大雨のたびに気になっている」 というお声です。

近年は地震や豪雨が続き、「これまで何ともなかった擁壁が気になり出した」というご相談が増えています。擁壁は、普段はあまり意識されない場所です。けれども、崩れてしまってからでは工事が大掛かりになり、ご近所や道路にご迷惑をおかけすることにもなりかねません。気になった時が、いちばん手をかけやすい時だと私たちは考えています。

石積みを壊さずに、内部から固める「モルダム工法」

今回お応えできるようになったのが、モルダム工法による補強です。石積み専用の接着剤「モルダム」を 圧送ポンプで石積みの内部へ隙間なく注入し、石積み全体を堅固に固める 工法です。国から特許を受けた工法で、国土交通省のNETISにも登録されています(特許第5686446号/NETIS登録 QS-220012-A)。

モルダム工法のしくみ。施工前は石積み内部に空洞があり、施工後は石積専用接着剤モルダムが充填されて一体化している断面イメージ図
モルダム工法のしくみ(施工前/施工後のイメージ)

次のような特長があります。

  • 石積みの趣を残したまま補強できる ― 積み直しのように景観を作り替えてしまわない
  • 狭い場所でも施工できる ― 大型の重機が入りにくいお住まいまわりにも対応
  • 新たな構造物を設置しなくてよい ― 補強のための架構が要らない
補修前の石積み擁壁。目地が傷み、草が生え、内部に空洞ができている
施工前 ― 目地が傷み、内部に空洞ができていました
モルダム工法で補修した後の石積み擁壁。目地が充填され一体化している
施工後 ― 同じ場所・同じ向きです。目地を充填し、擁壁全体を一体化させました

※上の施工前・施工後の写真は、グループの株式会社長浜機設が施工した例です。

この工法は、法面・擁壁工事を専門とする 長浜機設(当社グループ)が、民間のお客様から公共工事、社寺まで施工を重ねてきたものです。Oh!庭ya!松山店は、同じグループとしてその技術と体制を活かし、お庭のご相談の延長線上で擁壁までご相談いただける ようにいたしました。

こんな石積み・擁壁に使えます

  • 自然石を積んだ空石積み
  • 間知石(けんちいし)の練積み・空積み
  • ガンタ積み
  • コンクリートブロック擁壁・L型擁壁の補強
  • 古くなったブロック塀(取替えも承ります)

グループの長浜機設では、このほかに公共工事の護岸や社寺の石垣なども手がけています。「これは対象になるだろうか」と迷われたら、まずお声がけください。

他の直し方と、何が違うのか

石積み擁壁の直し方には、解体して積み直すコンクリート擁壁に作り替えるといった方法もあります。それぞれに良さがありますが、大きな違いは次のとおりです。

見るところ 解体して積み直す/作り替える モルダム工法
見た目 元の石積みの表情は変わります 元の石積みをそのまま残せます
工事の規模 重機・仮設・土留めが必要になりがちです 小さく済み、狭い場所でも施工できます
暮らしへの影響 工事中、出入りや駐車に制約が出やすくなります 影響を小さく抑えられます
費用 大きくなりやすい 抑えられることが多い
石積み擁壁の直し方の比較(一般的な傾向です)

費用は、擁壁の大きさ・傷み方・現場の条件で大きく変わります。金額は必ず現地を見せていただいたうえでお見積りします。この表は一般的な傾向をお伝えするためのもので、金額をお約束するものではありません。

工事の流れ

石積みの内部という「見えないところ」を直す工事です。当社では次の手順で進めます。

  1. 現地調査 ― 石積みの状態、傷み方、まわりの環境を実際に見せていただきます。
  2. 目地のハツリ ― 石と石が接着する面をつくるため、傷んだ目地を斫(はつ)ります。
  3. 目地の洗浄 ― 接着を高めるため、内部の空洞まで洗い、異物を取り除きます。
  4. 水抜き材の設置1㎡につき1箇所、専用の水抜き加工シートを入れ、擁壁にかかる土圧を下げます。
  5. 下地処理 ― 接着力を高める吸水調整剤を、石積みの空洞部に吹き付けます。
  6. モルダムの注入 ― 石積専用接着剤「モルダム」を圧送ポンプで内部へ隙間なく注入し、石積み全体を固めます。
  7. 表面仕上げ ― コテ・刷毛引きで仕上げます。ご要望に応じて、目地の色が目立たないよう着色もいたします。
  8. 高圧洗浄・付帯工事 ― 表面の汚れをきれいに落とします。ブロック塀の取替えなども承ります。

水抜きは、この工事のいちばん大事なところです。石積みを固めるだけでは、逃げ場を失った水がかえって悪さをします。だから当社は、固める前に水の通り道をつくります。

現地を見せていただく理由

石積みの傷み方は一つとして同じものがありません。工事の前に、私たちは必ず次のような点を確かめます。

  • 擁壁の上に、根を張る大きな樹木が育っていないか
  • 地盤が不揃いに沈んでいないか(不同沈下)
  • 擁壁全体が大きく傾いていないか
  • すでに崩れ始めていないか
  • 基礎の部分が壊れていないか

こうした点が見つかった場合は、この工法だけでは十分でないことも、別の工法や先に専門的な調査が必要なことも正直にお伝えします「何でも直せます」とは申しません。お客様にとって本当に必要なことをご提案するために、まず現地を見せていただいています。

設備を導入し、施工体制を整えました

サービス開始にあたり、モルダムを圧送・注入するための専用ポンプ設備を導入し、あわせて 社内で施工手順と安全管理の教育 を行いました。

モルダムを圧送・注入するための専用ポンプとモルタルミキサー
導入した圧送ポンプとモルタルミキサー

これにより、お庭・外構のご相談から、擁壁の点検・補修まで、一つの窓口でご相談いただける 体制が整いました。

「うちの擁壁、大丈夫かな?」と思われたら

まずは 現地を見せていただくところから です。現地調査・お見積り・アドバイスは無料で承ります。すぐに工事が必要なものか、しばらく様子を見てよいものか、正直にお伝えします。

  • 石積みがふくらんでいる/傾いている気がする
  • 目地が割れている、草や木の根が入り込んでいる
  • のり面や擁壁の上に、これから物置や駐車場をつくりたい

こうしたご相談は、Oh!庭ya!松山店 までお気軽にお寄せください。

私たちは造園業として、お庭全体を見る目を大切にしてきました。そこにグループの擁壁技術を合わせ、住まいまわりの「安心」まで含めてお手伝いできる会社を目指してまいります。今後、実際の施工事例もご紹介してまいります。

 

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