先日開催された「中小企業振興基本条例実践サミット」に参加し、松山市の未来に対する熱い想いと、具体的な行動へのエネルギーを肌で感じてまいりました。

このサミットを牽引されたのが、松山市中小企業振興円卓会議 座長を務められる和田寿博 氏（愛媛大学法文学部/地域協働センター中予教授）です。

和田座長が灯した「地域活性化」への情熱
サミット全編を通じて、和田座長の地域の中小企業振興に向けた並々ならぬ熱意が溢れていました。円卓会議は、地域の経済・社会の主人公である中小企業経営者と産官学民の関係者が担い手となり、松山市の施策に反映させるために活動しています 。
和田座長は、この基本条例の精神を体現し、参加者一人ひとりの意見や提案を最大限に引き出す卓越したファシリテーションを展開されました。

特に、基調講演から分科会へのスムーズな移行、そして分科会で得られた知見を全体で共有する際のまとめ方には、「地域を本気で盛り上げたい」という強い想いが込められていました。多様な参加者（金融マン、市役所職員、経営者、若者）が集まる中で、参加者が主体的に意見交流を行い、中小企業の現状や支援策について積極的に交流する場 を創り出してくださったことに、深く感銘を受けました。

活発な交流を生んだ分科会での議論
第2部の分科会では、私は「金融と税」のテーマに参加させていただきました。和田座長が創り出す熱気ある雰囲気の中、現役の金融マン、市役所職員、中小企業の経営者はもちろんのこと、愛媛大学や松山大学の現役の学生さんも何人も参加し、熱い議論を交わしていました。
経営者の個人保証の考え方など、中小企業の未来に直結する重要なテーマについて深く掘り下げて意見交換を行いました。

このような多角的な視点での交流こそが、松山市の中小企業支援策に対する調査、検証、効果的な施策提案 、ひいては地域の経済・社会の活性化に繋がるのだと実感いたしました。

感謝と決意を胸に
和田座長の熱意あるファシリテーションと、円卓会議が積み重ねてきた活動（DX推進、働く環境づくり、人材育成支援など ）は、私たち中小企業が未来へ向かって挑戦し続けるための大きなエネルギーとなります。

長浜機設も、このサミットで得た学びと、和田座長の情熱に触発され、今後も「人財育成のモデルチェンジ」とDX推進を通じて、地域社会と共に成長し続ける企業を目指し、全社一丸となってまい進してまいります。