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令和時代のハラスメント研修

2025-08-13
例年、実施しているハラスメント研修を、今年も「令和時代のハラスメント研修」と題して実施しました。本研修は、特に実習生の母国語であるミャンマー語も交えながら、多様な背景を持つ社員が安心して働ける職場環境づくりを目指しました。
研修の目的と重要性
職場では、性別、役職、個人的な事情など、様々な背景を持つ人々が働いています。ハラスメント問題は、個人の違いや価値観から生じることが多く、誰もが加害者にも被害者にもなり得ると認識されています。
本研修の主な目的は、全社員が安全に、安心して、楽しく働くための「共通ルール」を学ぶことです。

本研修は社員が生き生きと働き、安心して職場での意見を出し合える風通しの良い職場環境を育む上で重要な基盤となります。
主な学習内容
研修では、ハラスメントを未然に防ぎ、より良い人間関係を築くための重要なポイントについて深く学び、具体的な行動に繋げるための理解を深めました。
「相手の気持ち」を最優先すること
自分が良いと思っていても、相手が不快に感じたらそれはハラスメントに該当し得ます。一番大切なのは相手の気持ちであることを強調しました。
自身の「当たり前」を疑う視点
自分の常識が相手の常識とは限らないことを認識し、相手へのリスペクト(尊敬)を忘れないことが重要であると学びました。
多様な背景を持つ社員への配慮
外国人実習生との具体的なコミュニケーションのケーススタディを通じて、文化や背景の違いを理解し、相互尊重に基づいた関わりの重要性を確認しました。

今回の研修では、参加者を6つの班に分けグループワークを実施しました。それぞれの班で、現場で実際に起こりうる様々なハラスメントのパターンや、指導とパワーハラスメントの境界線について活発に意見を出し合い、議論の結果を発表することで、全社員で学びを深める機会となりました。これにより、単なる知識の習得に留まらず、具体的な場面を想定した実践的な理解を促しました。
期待される効果


ハラスメントのない、風通しの良い職場は、コミュニケーションの質を高め、結果として会社の力となります。この研修を通じて、お互いの違いを認め、尊重し合える関係を築くことで、全社員が生き生きと働き、会社全体で新たな価値を創造していくことを目指します。
相談窓口について


困った時には、いつでも信頼できる上司や、社内窓口(ハラスメント担当:福岡信一)に相談できる体制が整っています。相談したことで不利益を被ることはなく、秘密は厳守されますので、安心してご活用ください。

 

 

 

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