全社員による「問題解決会議」実施の効果

長浜機設では、全社員を対象とした「問題解決会議」を実施しています。この会議は、社員一人ひとりが会社の未来を「自分ごと」として捉え、「10年後も会社も自分も成長するために」というテーマのもと、現場の課題を可視化し、主体的に解決策を導き出すことを目的としています。
この重要な取り組みの目的と、それが会社にもたらす効果についてご紹介します。 問題解決会議とは? 参加型ワークショップ形式で進められます。 主なプロセスは以下の6つのステップで構成されています
• テーマ設定: 会議の目的を明確にし、議論の方向性を定めます。
• 現状のリストアップ: うまくいっている点(青い付箋)と課題(赤い付箋)を具体的に文章で書き出し、可視化します。
• ABB分析: 出された課題を緊急度、重要度、将来への影響度で評価し、優先順位をつけます。
• 課題のグルーピングとタイトル付け: 似た課題をまとめ、内容を端的に表すタイトルをつけます。
• 課題の深掘り: なぜその課題が発生するのか、根本原因を探ります。
• 「ありたい姿」の設定とアクションプランの策定: 課題解決後の理想的な状態を具体的に描き、その実現に向けた具体的な行動計画(準備、実行、フォロー)を策定します。
この会議では、DX(デジタルトランスフォーメーション)だけでなく、社員が自らの業務や職場の改善に焦点を当てることで、抵抗なく主体的な参加を促しています。 なぜこの会議を開催するのか? 現在、各部署では以下のような課題が認識されています。この会議はこれらの課題に全社的に取り組み、解決を目指すものです。
• 人材に関する課題:
• 現場業務と効率性の課題:
• 情報共有とIT活用:
• コミュニケーションとモチベーション:
これらの課題は、会社全体の生産性向上や、変化に対応できる強い組織になる上で重要であると認識されています。
問題解決会議の効果とメリット この問題解決会議を通じて、私たちは以下の効果とメリットを期待しています。
• 課題の可視化と明確化: 日常業務で漠然と感じている課題や問題点を付箋に書き出すことで、具体的な言葉として「見える化」できます。
これにより、問題の本質を捉えやすくなります。
• 主体的な解決策の創出: 会議のプロセスを通じて、社員一人ひとりが「自分たちがどうすべきか」という視点で解決策を考え、具体的なアクションプランを立てることを促します。会社から与えられた研修ではなく、自ら考えて行動する意識を育みます。
• 部門間の理解と連携強化: 各部門の課題を共有し、議論することで、他部門の状況への理解が深まります。また、互いの取り組みを知ることで、良い意味での競争意識が生まれ、連携強化につながります。
• 具体的な行動計画への落とし込み: 会議で洗い出された課題は、そのまま月ごとの具体的なアクションに落とし込まれ、定期的に進捗を共有・確認していきます。これにより、抽象的な議論に終わらず、着実な改善が期待できます。
• 持続的な成長への貢献: この会議は単発で終わるものではなく、継続的な取り組みとして計画されています。
社員のスキル向上、組織の強化、そして最終的には「10年後も会社も自分も成長する」という長期的な目標達成に貢献します。
長浜機設は、この問題解決会議を通じて、全社員が生き生きと働き、会社全体で新たな価値を創造していくことを目指します。皆さんの積極的な参加と貢献が、私たちの未来を築きます。